脳神経外科で診療可能な病名一覧
すくみ足
歩こうと思ってもなかなか一歩が踏み出せず、 、足が地面に貼り付いたようになる状態をいいます 。そのために転んだりすることがあります。 パーキンソン病が進行すると、すくみ現象があらわれてくることがありま...
原発性神経痛
原発性とは原因不明という意味で原発性神経痛は原因不明の神経痛と言えます。神経痛は疲労やストレスにより筋肉や骨に神経が締めつけられて起こる症状のことを言います。芸能人でよく顔面神経痛によって顔の筋肉...
脳アミロイドーシス
脳アミロイドーシスとは国の難病対策で難病指定されている疾病である為、公費対象となっています。また、脳アミロイドーシスの特徴としては、アミロイドーシスの繊維構造を持つ蛋白のアミロイドが、脳に付着する...
遅発性ジスキネジー
遅発性ジスキネジーとは、抗精神病薬などのドパミン拮抗薬の長期投与に伴って、遅発性の副作用として出現する症状です。不随意的な運動障害の一種で重度の場合には常同的な不随意運動へと進展します。多くみられ...
慢性脳循環不全
慢性脳循環不全とは脳血管内の動脈硬化が引き起こす、脳への血流障害が起こる病です。原因としては、年齢とともに脳の動脈も退化し、コレステロールや血管の硬化により、血管の内壁に脂肪がたまり、血管内に脂肪...
上衣腫
上衣腫とは、神経膠腫(グリオーマ)の一種で、脳室壁を構成する上衣細胞由来の腫瘍です。大脳半球・脳室に好発しますが、特に第四脳室に発生するものが多くなっています。10歳未満の小児に好発し、症状としては頭...
悪性星細胞腫
悪性星細胞腫とは脳にできる悪性腫瘍のひとつです、星細胞腫はもともと良性に近い性質を持っているものが多いのですが、再発時に悪性化することがあることが分かっています。脳腫瘍の症状には、頭がい内圧亢進と...
機械的神経障害
機械的神経障害は一本の神経だけにおこる単神経炎のかたちをとり、手や腕、脚にもよくおこる病気です。この病気は肘から上腕で神経が圧迫されておこるもので、腕を上にあげても手首が垂れ下がってしまう特徴があ...
風味障害
風味障害は慢性副鼻腔炎(蓄膿症)により、鼻の奥の鼻腔が細菌によって侵され、炎症がおこり、それが副鼻腔にまで及んできてその中に膿がたまります。そうなると常に鼻詰まり状態になり、臭いを感じられなくなり、...
内頸動脈閉塞
内頸動脈閉塞とは、内頚動脈狭窄症とも呼ばれ、左右に2本ずつある頚動脈の内側(内頚動脈)に動脈硬化が起こり、その狭窄部に於ける血栓が剥がれて脳に及んだ場合は脳梗塞を、また狭窄で脳への血流が不足する事に因...
硬膜内腫瘍
脊柱管内には髄液が中に入っている硬膜があります。硬膜の内側に出来ている腫瘍を硬膜内腫瘍と呼び、その中で脊髄の外部の腫瘍を髄外腫瘍、内部の腫瘍を髄内腫瘍と呼んでいます。硬膜内腫瘍は髄外腫瘍が多くあり...
緩徐進行性失語症
緩徐進行性失語症とは、原発性進行性失語の以前の呼び方で、脳の変性疾患です。50歳以上に発症することが多く、側頭葉が萎縮していくことで言語能力が阻害され失語症を発症します。記憶能力は保たれていながら言...
運動失語
運動失語は、自分の意思を言語として表現できない症状を指します。他人が話している言葉は理解できていても、表現ができないという点にこの病気の特徴があります。大脳の一部には運動性言語中枢があり、言葉で表...
ウエストナイル脳炎
ウエストナイル脳炎は、ウエストナイルウイルスの感染によって引き起こされる病気です。ウエストナイルウイルスは、蚊を媒介することによって人間に感染します。インフルエンザのような症状で、本来は軽度である...
ウイリス動脈輪閉塞症
ウイリス動脈輪閉塞症とは、脳に栄養を送る内頸動脈と椎骨動脈の根元に狭窄が生じ、その結果として脳に栄養が届けられなくなる病気です。脳血管の閉塞によって、細いはずの毛細血管が拡張していきます。その血管...
神経皮膚黒色症
アザの中で気をつけなくてはいけない症例の一つが神経皮膚黒色症です。体表だけではなく、脳の表面にもアザができるという、非常に稀な先天性の疾患です。幼少期に体表にアザがあり、てんかん発作を起こす場合に...
てんかん重積状態
てんかん重積状態とは、突然発作を起こして意識を失う病気で、てんかんの重症状態のことを言います。この病気を患っている人は、運転などはしてはいけません。いつ意識を失うか分からないからです。しかし、命に...
低脊髄圧症候群
低脊髄圧症候群とは、髄液が漏れて起きる病気のことです。症状としてはめまいや頭痛、倦怠感、記憶力や集中力などの低下、視力障害、身体の一部が痛むなど、いろいろあります。首の後ろが痛むといったケースも多...
硬膜下膿瘍
硬膜下膿瘍は脳の感染症で、脳の中に細菌が入って化膿することにより、脳の中に膿瘍ができる病気です。脳の中に細菌が入る原因は、中耳炎など、脳以外の身体の部位の疾病の原因となっている細菌が、脳にまで侵入...
間代性けいれん
間代性けいれんとは、筋肉の緊張と弛緩を繰り返すけいれんをいいます。症状としては手足をばたばたさせたり顎ががくがく震えるような動きを伴います。熱性けいれんやてんかんがこれに属します。熱性けいれんは主...