内科で診療可能な病名一覧
痛風(高尿酸血症)
痛風とは、尿酸の結晶が関節に沈着することで起こる関節炎のことです。大人であっても歩けないと感じてしまうほどの痛みが発生することがあり、これを痛風発作と呼びます。1週間から2週間程度で症状は治まります...
縦隔ヘルニア
縦隔ヘルニアとは縦隔の弱い部分を超えて、胸膜と肺の一部が胸腔内に突き出したり、変形した状態のことをいいます。気胸、肺気腫、肺のう胞、無気肺など、縦隔ヘルニアの原因となる疾患がある場合には、その治療...
サコマノ蓄痰法
サコマノ蓄痰法とは痰検査の検査方法です。集細胞法として痰そのものを直接提出する直接塗沫法と数日分の痰を固定液の入った容器にためて提出する方法があり、後者がサコマノ蓄痰法です。肺がん検査でよく用いら...
原発性神経痛
原発性とは原因不明という意味で原発性神経痛は原因不明の神経痛と言えます。神経痛は疲労やストレスにより筋肉や骨に神経が締めつけられて起こる症状のことを言います。芸能人でよく顔面神経痛によって顔の筋肉...
結節性黄色腫
結節性黄色腫とは、肘・膝・手足などの四肢にできる、黄色または黄褐色の腫瘍状の結節や発疹を指します。血清コレステロールとリン脂質や中性脂肪の増加が原因で発症します。血清脂質が増えると、それに関係する...
結合織疾患
結合織疾患は、膠原病の特徴である3つの疾患のうちの一つです。新陳代謝の働きに大きく関わる結合組織が炎症を起こす病気で、細胞への栄養補給や老廃物の排泄機能が滞ると多くの臓器に病変が生じます。原因不明の...
緊張亢進型(胆道ジスキネジー)
緊張亢進型(胆道ジスキネジー)とは、食後などに右上腹部が痛くなり、腹部膨満感や吐き気等を伴う病気です。胆石症に似ている症状でもありますが、胆道に胆石や炎症、癌等の異常がまったく無い病状です。緊張亢進...
胸骨後ヘルニア
胃の開腹手術をを行って、検査所見により認められることがある、胸骨後ヘルニアですが、きわめて稀な疾患で、比較的みられる症状の横隔膜ヘルニアの中でも数パーセントの所見が認められる程度です。胸骨後ヘルニ...
急性ビタミンa中毒
急性ビタミンa中毒とは、ビタミンaを含有している薬や食品を大量に摂取することによって、急性の中毒症状がでることです。腹痛、悪心、嘔吐、めまい、食欲不振、過敏症などの症状がでた後に、全身の皮膚落屑がみ...
機能的腸閉塞
機能的腸閉塞とは、腸管の運動に障害が生じたものでいくつかの腸閉塞の種類の一つになります。この機能的腸閉塞には、尿管結石や腹部打撲などの腹痛を伴う麻痺性と鉛中毒などに伴う痙攣性と言ったタイプがありま...
気管支性肺嚢胞
肺内に異常な量の気胞が形成されることで起こる病気である嚢胞性肺疾患には、気腫性肺嚢胞と気管支性肺嚢胞とがあります。後天的な原因による場合が多い気腫性肺嚢胞とは異なり、気管支性肺嚢胞は多くが先天性で...
肝内胆汁うっ帯性黄疸
肝内胆汁うっ帯性黄疸では、胆汁がうっ滞し、血中に直接ビリルビンがあふれ出すため、血中の直接ビリルビン値が上昇します。また、正常ならば腸管に移行するはずの胆汁が移行しないため、ウロビリンノーゲンの生...
肝臓疾患
肝臓疾患は臨床的、形態学的視点からなされた病型別分類と、各種病因の違いによりなされた成因分類とに分けられます。病型別分類では、急性肝炎、劇症肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝癌、その他(脂肪肝、両性腫瘍など...
間接(外)鼠径ヘルニア
鼠径ヘルニアとは、太腿の付け根にある鼠径管の口が緩み、中の腹膜や小腸が飛び出してくる病気で、脱腸とも言われます。その中でも内側の入り口、内鼠径輪から出てくるのが間接(外)鼠径ヘルニアです。軽い内は出...
カーバメイト中毒
カーバメイト中毒とは、カーバメートという成分が含まれている殺虫剤や農薬を、吸引することによって引き起こされる中毒症のことです。農薬や家庭用殺虫剤に含まれており、神経の働きを阻害し殺虫する効果があり...
一過性便秘
一過性便秘とは、環境の変化や精神的・肉体的ストレスなどにより一時的に便秘状態になることを言います。旅先の食習慣の変化や食事量の変化などにより引き起こされ、病気というほどではありません。通常の生活習...
ノンディッパー
ノンディッパーとは、早朝高血圧のタイプの一つである夜間持続型のことです。通常血圧は、就寝中は血圧が下がり、朝になると血圧が上がります。ノンディッパー型は、寝ている夜間から早朝にかけて高血圧の状態が...
二次性アミロイドーシス
二次性アミロイドーシスとは、血液を介してアミロイドというタンパク質が臓器に付着する病気です。心臓に付着すると心臓病、腸管に付着すると下痢、腎臓に付着すると腎不全を起こします。関節リウマチが長く続い...
テタニー
テタニーとは、手足などの痺れが発作的に起きる症状です。血液中のカルシウムやマグネシウムの減少によって起こり、副甲状腺ホルモンの分泌や作用が低下する、副甲状腺機能低下症によって引き起こされることもあ...
常習性便秘
常習性便秘は慢性型の便秘で弛緩性、直腸性、痙攣性3つのタイプに分類できます。便秘の原因は病気ではなく、生活習慣が乱れることにより起こる便秘です。弛緩性便秘は腹筋の衰えが、直腸性便秘は便意を我慢するこ...