循環器科で診療可能な病名一覧
ⅲ型完全大血管転位症
大動脈と肺動脈が入れ替わり、右室から大動脈が、左室から肺動脈が起始する先天性心疾患を完全大血管転位症と言います。合併症によりⅠ~Ⅲ型に分けられ、ⅲ型完全大血管転位症は、心室中隔欠損が存在し、肺動脈弁狭...
血管拡張性環状紫斑
血管拡張性環状紫斑とは、主に下肢の両側に紫色の点状班が環状に配列していき、次第に褐色調の色素沈着に変わっていく皮膚疾患のことです。原因は今のとこを不明でありますが、主に環状の紫班が主体で、かゆみな...
胸部大動脈瘤
大動脈とは心臓からの血流を体全体に運ぶ為の一番大きな管であり、胸部の部分を胸部大動脈、腹部の部分を腹部大動脈と呼びます。胸部大動脈瘤とは胸部大動脈が大きく膨らんでしまった病気です。その原因としては...
胸水細胞疹
胸水細胞疹は、がんの検査に用いられる検査方法です。肺がんなどに罹患すると、病変が胸膜に進展し水が溜まることがあります。胸水中には、がん細胞が溜まっていることが多いため、胸水を採取し細胞診検査を行い...
q波梗塞
心電図の異常をあらわす所見として、q波梗塞による所見が見られます。心電図は一定の周波によってグラフが刻まれるのが正常な心電図の状態であります。周波が乱れている場合は、周波の一種としてのq波梗塞による...
逆白衣高血圧
逆白衣高血圧とは、医療機関で測る血圧は正常の域の数値であるのに対して、家庭の場において測る血圧は高い血圧の値に達している状態のことです。逆白衣高血圧の場合は、脳卒中などを引き起こす危険性が高いとい...
外傷性動静脈瘻
動静脈瘻は動脈と静脈が毛細血管を経ないで直接繋がってしまう状態の事です。原因として先天性の動静脈瘻と後天性動静脈瘻に大別されます。外傷性動静脈瘻は後天性動静脈瘻の一つで刃物による刺し傷や銃による銃...
ⅰ型完全大血管転位症
ⅰ型完全大血管転位症は完全大血管転位症のタイプの一つで多く発生しています。完全大血管転位症とは右室から大動脈が、左室から肺静脈がでる病気で入れ替わった関係になっていて、血行動態により3区分に分けられ...
イェルヴェル・ラング・ニールセン症候群
イェルヴェル・ラング・ニールセン症候群とは、別名先天性QT延長症候群とも呼ばれる、先天性聾を伴う常染色体の劣性遺伝による先天性の病気です。心臓の弛緩と収縮に関係する遺伝子の異常が関係しており、不整脈...
ノンディッパー
ノンディッパーとは、早朝高血圧のタイプの一つである夜間持続型のことです。通常血圧は、就寝中は血圧が下がり、朝になると血圧が上がります。ノンディッパー型は、寝ている夜間から早朝にかけて高血圧の状態が...
二次性低血圧
二次性低血圧は、症候性低血圧とも呼ばれ病気によって血圧が低下するものを指します。原因としてあげられるのは、出血・貧血・脱水・塩分不足や、心疾患・内分泌疾患・神経疾患・代謝性疾患・感染・薬の副作用な...
真性動脈瘤
動脈の内腔の一部が異常に(正常の1.5倍以上)拡張した状態を動脈瘤といい、その形態の内、瘤の血管壁が内・中・外膜の三層を保っているものを真性動脈瘤といいます。検診時のレントゲンや触診で発見されることが多...
心源性ショック
心源性ショックとは急激に心臓の働きが悪化して血圧が低下し、酸素が身体に行き渡らなくなることにより、全身の臓器の働きが低下し放置すると死に繋がる状態のことです。急性心筋梗塞が最も多い原因とです。その...
A型大動脈解離
大動脈解離とはDeBakey分類とStanford分類があり、今回はStanford分類のA型大動脈解離について説明します。A型大動脈解離とは大動脈のなかでも上行大動脈といった部位に解離がおよぶものを指します。上行大動脈は...
無痛性心筋虚血
無痛性心筋虚血は、前兆なく心臓発作を起こして突然死したり、心筋の大部分を壊死させる心筋梗塞を起こします。神経障害があると狭心症や心筋梗塞を起こしても、痛みをほとんど感じることがないため、病気の発見...
動脈疾患
喫煙する男性が患うことが多い病気にどう動脈疾患があります。30代から50以上の方まで幅広い年代でかかりやすい病気です。喫煙により抹消血管が持続的に収縮し、内膜肥厚を助長し、血栓形成を行うことで動脈が詰...
中枢性チアノーゼ
中枢性チアノーゼとは、皮膚粘膜が変色(紫・暗藍色・暗青色など)するチアノーゼのうち、静脈血の酸素欠乏によって引き起こされるチアノーゼのことを指します。呼吸器疾患や循環器の障害による肺や心臓の病気で、...
収縮不全
心臓の筋肉である心筋が収縮することにより、全身に血液が送り出されているのですが、この筋力の低下などにより心筋の収縮不全が起こることによって、これが心不全の原因となります。拡張不全のように入院するよ...
両心不全
両心不全は心不全の一種で、左右の両方の心臓が機能しなくなる病気です。基本的には心臓の筋肉における収縮力が低下して、心拍における血液が入る量と排出量とが減少した状態です。左の方の心不全に関して、灰の...
感染性心筋炎
感染性心筋炎という病があります。心筋炎というのはそもそも、心筋が炎症を起こし変化してしまうものです。症状は無症状なもの、発熱や呼吸困難を伴うものなど様々です。さらに、感染性のものや中毒性のものまで...