乳腺外科で診療可能な病名一覧
乳管がん
乳管がんは、乳がんを発生部位の視点から分類したもののひとつで、乳管上皮から発生したものを言います。それに対して小葉上皮から発生するものは小葉がんと分類されています。統計的には、乳管がんが約90パーセ...
乳管炎
乳管炎とは、乳頭をつまんだときに、乳房の深いところまでひびくような強い痛みを感じる疾患のことです。これは乳管が炎症を起こしている状態です。乳頭に腫れができたり、水ぶくれができる場合があります。また...
急性化膿性乳腺炎
急性化膿性乳腺炎という病気は、細菌が乳腺に入り込んで感染することで激しい炎症を引き起こしてしまうものです。この病気は授乳中に乳児の乳歯により乳首が傷つきそこから乳児の口腔内の細菌に母親が感染するこ...
乳管拡張症
乳管拡張症(にゅうかんかくちょうしょう)とはどんな病気かというと中年の女性に多い、乳管が病的に拡張した状態をいいます。症状として、乳頭から乳汁のような分泌物がある場合がありますが、血液が混じっている...
二次性乳糖不耐症
乳糖不耐症とは母乳やミルク、牛乳などに含まれている乳糖と言う糖分をを分解する為の物質が腸内で減少することで、乳糖を消化吸収する事ができなくなる病気です。乳幼児にみられる症状で、主な症状は下痢や吐き...
乳輪下膿瘍
乳輪下膿瘍とは、黄色ブドウ球菌などの細菌が乳頭の入管口から侵入することによって、乳輪の下に膿が溜まるという病気です。難治性で炎症を繰り返し、膿瘍が破れ管状の穴を形成し、膿がでるようになります。妊娠...
乳管内乳頭腫
乳管内乳頭腫は乳頭付近の乳管や抹梢乳菅に発生する乳頭状良性腫瘍です。外見からでは分かりませんが、症状の大部分は乳頭分泌が起き血性が50%で粘り気の少ない漿液性のが50%で時に水の様な透明な時もありますが...
炎症性乳がん
炎症性乳がんは乳がんの中でも特殊な型のがんで、乳房の皮膚が広範囲で赤く腫れ、皮膚が浮腫むことによって毛穴が目立つようになります。皮膚が厚くなるため乳腺内のしこりを感じにくく乳房全体がかたい塊のよう...
乳腺症
乳腺とは母乳を生成分泌する臓器であり、成長や加齢に伴い女性ホルモンの影響を受けながら常に変化しています。時に女性ホルモンのバランスが崩れ、乳房に小さなしこりができたり、痛痒を感じたりする等様々な症...
線維腺腫
線維腺腫とは乳房にしこりができる疾患です。しこりは細胞が過剰に増加してできたもので、主に良性腫瘍に分類されます。境界がはっきりしており、よく動くため手で触ってみるとはっきりと分かるのが特徴です。母...
乳腺炎
乳腺炎とは、母乳が乳腺で詰まってしまい炎症を起こしてしまうことをいいます。また、母乳に関係しなく、乳腺に細菌が詰まって炎症になることも指します。授乳時期に一番多いとされる疾病です。人によって症状や...
乳がん
乳房は脂肪と乳腺から出来ています。乳がんは細胞の遺伝子異常により、この乳腺から発生していきます。できやすい場所の順番は、外側の上部分、内側の上部分、外側の下部分、内側の下部分です。また、左側の乳房...