「視野が欠ける」に関する病名一覧
虚血性視神経症
虚血性視神経症は視神経への血液循環障害により起こる視神経疾患です。動脈型と非動脈型があり、動脈型は70~80歳に発症が多く、短期間でのの視力低下から失明の可能性もあり早期の診断と治療が必要です。非動脈...
開放隅角緑内障
目の中を流れている水分の巡りが悪くなって、目の内圧が上がって、視神経が障害されて視力が落ちる状態が緑内障です。緑内障は後天性の失明原因として本邦では1位の疾患です。慢性的に緑内障が進行するタイプの病...
妊娠子癇
妊婦が異常な高血圧に伴って痙攣・意識消失を起こす症状を子癇といい、時期によって分娩子癇・産褥子癇とありますが妊娠中に起きると妊娠子癇と呼びます。妊娠高血圧症候群の症状の一つで、最も重いものです。高...
乳汁漏出性無月経
乳汁漏出性無月経とは、授乳期以外に乳汁の漏出があり、さらに無月経をともなうもののことを指します。血中プロラクチン値の上昇が主な原因として挙げられており、乳汁漏出性無月経の90%が高プロラクチン症とされ...
上衣腫
上衣腫とは、神経膠腫(グリオーマ)の一種で、脳室壁を構成する上衣細胞由来の腫瘍です。大脳半球・脳室に好発しますが、特に第四脳室に発生するものが多くなっています。10歳未満の小児に好発し、症状としては頭...
脈絡膜血管腫
脈絡膜血管腫とは、脈絡膜に発生する良性腫瘍のことです。脈絡膜だけに腫瘍が発生する独立型と、顔や脳にも血管腫が発生するスタージ・ウェーバー症候群に合併したびまん型があります。小さなものは治療を行わず...
滲出性網膜剥離
滲出性網膜剥離は、通常の網膜裂孔を伴う網膜剥離とは異なります。網膜に亀裂などはなく、ぶどう膜炎や眼内腫瘍を患っている場合に、血液中の水分が網膜の下に溜まってしまう状態です。視野欠損や視野がぼやけて...
視神経乳頭炎
視神経乳頭炎は、眼球後方にある視神経に炎症が起こる視機能障害のことです。原因は不明ですが、視神経の周辺を囲む髄鞘に対する炎症によって髄鞘が障害されて視神経機能に障害が起こるのは分かっています。発症...
単純網膜症
糖尿病性の網膜症は進行する段階があります。高血糖が影響を示さなくても徐々に体は蝕まれます。網膜の毛細血管が脆くなり毛細血管瘤という小さなコブができます。このコブがつぶれ血液成分が滲み出てできる白斑(...
増殖網膜症
増殖網膜症とは、網膜を構成する細胞が異常に増殖することによって起きるものです。網膜の細胞が異常に増殖してしまう原因は、糖尿病など様々ですが、放置しておくと失明の恐れがあるために、適切な治療が必要で...
増殖糖尿病網膜症
糖尿病は、食べ物などでカロリーを抑えることが大切です。しかし、糖尿病を意識しない食生活をすると進行します。糖尿病が進行すると、増殖糖尿病網膜症となり、視覚に異常が起きて、眼内に出血したり、また、網...
トキソカラ症
トキソカラ症は犬回虫や猫回虫をその原因として発症する人間の寄生虫病です。感染源である犬や猫が排出した回虫の卵を何らかの原因で人間が飲み込んでしまうことや、卵を飲み込んだ鶏や牛などの生肉やレバーを摂...
同名性半盲
同名性半盲(どうめいせいはんもう)とは、両眼の視野が欠損し見えなくなることをいいます。神経学症候のひとつです。脳卒中や外傷などで大脳が障害を受けることによって起こり、通常は眼の機能の異常ではありませ...
視野異常
視野異常とは、何らかの目の異常によって、視野が狭くなったりするような症状を指します。視野が狭くなる以外にも、ぼやけて見えたり、視野の中に影ができたりするような場合があります。それぞれ原因となる疾患...
脳瘤
脳瘤とは一般的には、脳動脈瘤のことで脳にある動脈に瘤ができてしまいその瘤の部分の血管壁がもろくなって破裂する可能性があるの状態のことです。必ず血管の瘤が破裂するわけではないのですが、3から5パーセン...
両耳側半盲
両耳側半盲とは視野障害の一つであり、両眼において外側、つまり耳側の半分の視野が失われている状態をさします。大脳から出る左右の視神経は途中で交差し反対側の眼球に接続していますが、この視神経の形態を上...
求心性視野狭窄
求心性視野狭窄という病気は同心性視野狭窄とも呼ばれ、見ている物体の中心部分をしっかり見ることが出来てもその周辺は暗く見えにくくなる症状が現れる病気です。末期の緑内障や網膜色素変性、視神経委縮などの...
球後視神経炎
球後視神経炎という病は簡単に言うと、視神経炎に障害が出る病です。視神経とは、目から入った視覚的な情報を映像として脳に認識させるために、伝達を行う大事な器官です。視神経炎というのは、眼球の後方で起こ...
皮質下出血
皮質下出血とは脳出血の1つです。 場所は、大脳半球の表面を覆う皮質である大脳皮質のすぐ下で出血してしまう脳出血です。頭頂葉、前頭葉などの皮質下でよく発生します。症状としては出血する部位によって違って...
半盲
半盲とは、注視点を中心として視野の半分が見えなくなってしまう病気です。主に二つの種類があり、交叉の場合は両眼の反対側が欠損する病気で、視神経交叉部の障害、例えば脳下垂体腫瘍により引き起こされます。...