「胸部が痛い」に関する病名一覧
q波梗塞
心電図の異常をあらわす所見として、q波梗塞による所見が見られます。心電図は一定の周波によってグラフが刻まれるのが正常な心電図の状態であります。周波が乱れている場合は、周波の一種としてのq波梗塞による...
寄生虫性肺嚢胞
寄生虫性肺嚢胞とは、寄生虫が原因の肺嚢胞のことです。そもそも肺嚢胞とは肺に嚢胞と呼ばれる袋状の空間が生じてしまう疾病です。先天性と後天性のものがあり、寄生虫性肺嚢胞は後天性の肺嚢胞です。嚢胞が小さ...
感染性ニューロパチー
感染性ニューロパチーとは細菌に感染したことが原因となり、末端神経障害を引き起こす病気のことです。主な症例として、ジフテリア・ボツリヌス菌への感染や、ヘルペスへの感染により帯状疱疹を発症するほか、マ...
閉塞性無気肺
人間が空気を吸い込んだ時、通常は身体の隅々まで酸素が行きわたるものですが、気管支に腫瘍や炎症などの異常が生じ、気管支が閉塞してしまうことによって、肺まで酸素が行きわたらず、肺組織の破壊を招くものを...
A型大動脈解離
大動脈解離とはDeBakey分類とStanford分類があり、今回はStanford分類のA型大動脈解離について説明します。A型大動脈解離とは大動脈のなかでも上行大動脈といった部位に解離がおよぶものを指します。上行大動脈は...
無痛性心筋虚血
無痛性心筋虚血は、前兆なく心臓発作を起こして突然死したり、心筋の大部分を壊死させる心筋梗塞を起こします。神経障害があると狭心症や心筋梗塞を起こしても、痛みをほとんど感じることがないため、病気の発見...
感染性心筋炎
感染性心筋炎という病があります。心筋炎というのはそもそも、心筋が炎症を起こし変化してしまうものです。症状は無症状なもの、発熱や呼吸困難を伴うものなど様々です。さらに、感染性のものや中毒性のものまで...
乾性心膜炎
乾性心膜炎とは、心臓を覆う心膜におきる炎症において滲出液がない場合に乾性心膜炎と診断します。詳しい原因は判っていませんが、細菌による感染や他疾患に誘発されて発症することがあります。胸痛・発熱・呼吸...
胃切除後逆流性食道炎
胃切除後逆流性食道炎とは、胃の部分を切除した後に胃液や腸液が食道の方へ逆流してしまう症状です。胃と腸の間には腸液が流れない幽門という部分があって、腸液が流れない仕組みです。胃の手術の後に、医者から...
縦隔炎(膿瘍)
縦隔炎(膿瘍)とは縦隔が細菌に感染して起こる病気のことです。縦隔とは、右肺と左肺の間の領域を言います。異物誤嚥や内視鏡検査による食道の穿孔や破裂に続いて起こることが多く、食道がんや食道憩室の穿孔に続...
永続性心房細動
永続性心房細動とは、電気ショックや抗不整脈剤を投与しても洞調律に戻らない心房細動のことを指します。心筋疾患により心房に負荷がかかっている場合や、呼吸器・甲状腺疾患の合併症が原因です。突然動悸が始ま...
放射線性食道炎
放射線性食道炎は、食道がんなどの放射線治療の副作用が原因の症例です。この病気は放射線治療開始から2-3週間経過したころに発症することが多いです。抗がん剤を併用していると発症率が上昇します。放射線治療に...
肺野型肺がん
肺野型肺がんの特徴は、一般の肺がんとは違って自覚症状がない事です。肺野型肺がんとして起こる時の感覚神経がないために、進行に気付かないで病状が進行していく事が特徴です。病状が進行した時に他の肺などの...
大細胞がん
大細胞がんとは、小細胞がんの特徴が無く、腺がん、扁平上皮がんなどへの分化がない悪性上皮性腫瘍の事をいいます。ちなみに大細胞がんは、大きな結節を形成することが多く、腫瘍境界も明瞭であるため、助かるが...
特発性(自然)気胸
気胸とは肺から空気が漏れて胸腔にたまっている状態です。気胸にも種類があり、自然気胸・外傷による気胸・生理による気胸などがあります。自然気胸の中でも明らかな理由なく発生する気胸を「特発性(自然)気胸」...
大静脈解離
大静脈解離とは、大動脈壁に亀裂が入り内膜と外膜に分離される病気のことを指します。循環器の救急疾患で前触れなく突然発症します。胸や背中に激痛が走り、動脈壁の分離により手足の血流が悪くなり痛みが現れる...
心膜心筋炎
心膜心筋炎は、多くは急性のもので、原因不明の胸痛、発熱を伴います。半数以上に、1.2週間前に上気道感染が見られることがあり、経過は良好なことが多いです。しかし、心膜心筋炎が原因で、心臓のポンプの働きが...
感染性食道炎
魚の骨などの異物が食道の粘膜に刺さり、そこから細菌が入ることによって起こる病気を感染性食道炎といいます。まれに咽頭炎などの細菌や、結核、梅毒にともなって発症することもあります。最近ではエイズや悪性...
リンパ管性肺嚢胞
リンパ管性肺嚢胞とは、平滑筋腫の腫瘍細胞のLAM細胞が、肺や体軸リンパ節などで増殖し、肺に多発性嚢胞を形成する、緩やかに進行する全身性の腫瘍性疾患です。この病気は、国の難病対策で難病認定されている為、...
ベリリウム肺
ベリリウム肺は、酸化ベリリウムを吸引したり接触することによって引き起こされる病気です。息苦しさなどの症状があります。かつては半導体の製造工場において、酸化ベリリウムがよく使われていたため、作業員に...