ドクターズブログ
医者は非常識
伴食宰相であることが明白に実証されてしまった麻生さんですが、今流行りのお馬鹿キャラとしての人気は...
院内処方の診療は時代遅れなのか?
当クリニックは国の政策に沿った時代の流れに逆らって、未だに院内処方方式を原則として診療しています...
「救急患者受け入れ拒否」報道の誤謬を正す
マスメディアは医療の分野に関する報道において、ここ数十年来の論調をころりと変えました。すなわち、...
教養を問われる総理大臣
「頻繁」:「ひんぱん」しきりであること。ひっきりなしに行われること。「踏襲」:「とうしゅう」前人...
レセプター(受容体《receptor》)
先日ある方から、私のコラムの中で精神医学の話は教科書的で読みづらいというお叱りを受けました。そう...
原始のスープ
地球のことを水の惑星と呼びます。これほど大量のH2Oが液体の形で存在する星は地球以外に見当たらないか...
衆愚政治の寵児、小泉降壇
私が常に批判の対象としてきた小泉純一郎が政界引退を表明しました。ここしかないという憎らしいくらい...
統合失調症あれこれ(7)―グルタミン酸―
脳の機能についてはまだまだ未知の部分が多く、脳の病気に対するアプローチも、現在解明されている知見...
ふたたび、名医とは?
昨年の11月に「名医」というタイトルのコラムを書き、私たち医師が目指すべきは「名医」ではなく「良医...
神経伝達物質(Neurotransmitter)
ヒトが他の動物と比べてもっとも発達している部位は大脳皮質です。この発達した大脳皮質の働きによって...
どうなる?後期高齢者医療制度―老人を乗せた漂流船―
以前このコラムでアウシュビッツ行きの貨車に例えた後期高齢者医療制度が脱線し、車軸を失って、ついに...
認知症あれこれ(2)―成年後見制度における精神鑑定―
成年後見制度については以前のコラムでも取り上げましたが、これまでに私が関わった事例を通して感じた...
非社会性人格障害―総理大臣に求められる資質とは―
昨年の今頃、前総理大臣の安倍晋三さんが突然辞意を表明して世間を驚かせました。それから1年も経たない...
特定健康診査―メタボリックシンドローム―
今年の4月から特定健康診断・特定保健指導という制度が開始されました。この新しい健康診断は昭和57...
善きサマリア人の法
福島県の産科医不当逮捕事件に対する無罪判決の報道を読んでいて、もう一つ思い出した出来事があります...
産科医無罪判決を聴いての雑感
8月20日に福島地方裁判所で注目すべき無罪判決が下りました。この裁判は2004年に福島県大熊町の県立大野...
認知症あれこれ(1)―レビー小体型認知症―
高齢者人口の増加とともに認知症の数が増加の一途を辿っています。近い将来、我が国の認知症高齢者の数...
難民大国日本―主権者を滅ぼす骨太の国家とは何か?―
1951年に国連で採択された「難民の地位に関する条約(難民条約)」で定義されている難民とは「人種・宗...
不眠と体温―寝苦しい夏―
連日猛暑が続いています。大気中のCO2濃度上昇だけを犯人だと決め付けるのは早計のように思いますが、...
刑事精神鑑定―裁判員制度開始に備えて―
前回のコラムで来年5月から開始される裁判員制度について書き、今回もまた法律に関係したテーマを選びま...