単一症候性下痢はどんな病気?
単一症候性下痢とは、体調もとてもよく、体力的にも順調に成長している状態の乳児が水分が比較的多い軟便、柔らかい便を何度も出し続ける事がある場合があります。こうした場合のように体調が良いのに下痢だけが続いてしまうような状況を言います。母乳で育っている乳児の場合は、一日に何度かの軟便を出す事がありますが、これらは病気として考える必要はありません。
単一症候性下痢の主な症状は?
単一症候性下痢の症状として見られるものは、下痢以外の状態が見られず唯一の発症するものとして挙げられることです。ですが、下痢に含有されている水分の量が多い傾向にあり、特徴的な緑色の便であるケースが多く目立ちます。このような緑色の便は粒状で粘度の強いタイプの便であり、便や下痢を目視するだけでこの病気の症例であることが判別できます。
単一症候性下痢の主な原因は?
単一症候性下痢の原因は、ほとんどの場合は小腸や大腸などの器官による消化不良によって起こるケースが多いです。消化不良の要因として、アイスクリームなどの冷たい食べ物や飲み物の過剰摂取だったり、おなかを冷やして睡眠する事などの要因で消化不良を起こすケースがあります。また、ストレスなどの精神的な要因により下痢を引き起こすケースもあります。
単一症候性下痢の主な検査と診断方法は?
単一症候性下痢(たんいつしょうこうせいげり)とは、母乳を飲んでいる赤ちゃんに起こる下痢です。白いブツブツのある便、水っぽい黄色の便や、透明の粘液が混じった緑色の便などが、1日に何回にもわたりでることをいいます。食欲もあり・体重増加もあり・下痢のみ続いている場合は生理的なものです。あまり心配はいりませんがひと月以上も続く場合は医師の診察を受けた方が良いとされます。検査方法は糞便検査を行い診断します。
単一症候性下痢の主な治療方法は?
症状が軽い時は、治療をしなくても単一症候性下痢を治すことが出来ます。嘔吐や高熱などの症状が出ている時は、ブドウ糖が含まれている点滴を投与する治療法で嘔吐の症状や体調の悪化を軽くすることが可能です。下痢の症状がある場合は、こまめに水分を与えることで脱水症状を予防する事が出来ます。薄めたスポーツドリンクを飲むと、効率よく水分補給をすることが出来ます。
単一症候性下痢の初診に適した診療科目