『住み慣れた場所で、自分らしく豊かに暮らしていただく』を理念として、心臓や肺のことでも、物忘れが心配だったりしても、身体のあちこちが痛んでいても、どんな相談にも乗ります。皆さんのご相談をしっかり受け止めたうえで、必要ならば専門の病院を紹介し、しっかり連携を取って治療をおこないます。院長は『家庭医療専門医』と『ペインクリニック専門医』を取得しており、身体のことだけでなく、心理的・社会的な背景も考えながら、人生の最終段階にいたるまで、その人らしく生きられるよう寄り添ってまいります。西洋薬や漢方薬、ブロック注射(超音波検査器と細い針を用いて、安全第一に施行します)、心理的アプローチ(当院には臨床心理士・公認心理師が在籍)等をおこなっております。
ペインクリニックとは、慢性的な疼痛(ペイン)に対する治療を専門とする医療機関です。慢性的な疼痛は、痛みが長期間続くため、患者の生活や精神的な健康に悪影響を及ぼすことがあります。ペインクリニックでは、患者の痛みを取り除くだけでなく、その痛みによる影響を最小限にすることを目的として、多様な治療法を提供しています。
ペインクリニックで提供される治療法には、以下のようなものがあります。
薬物療法:痛みを緩和するための鎮痛剤や、炎症を抑えるためのステロイド剤などを使用します。
神経ブロック療法:痛みを引き起こしている神経に麻酔剤やステロイド剤を注入することで、痛みを和らげます。
レーザー療法:レーザーを用いて、筋肉や神経に刺激を与えることで、痛みを和らげます。
理学療法:筋肉の強化やストレッチ、マッサージなどを行うことで、痛みを緩和し、身体機能を改善します。
心理療法:痛みによるストレスや不安を軽減することで、痛みに対する耐性を高めます。
鍼灸療法:鍼を用いて筋肉や神経を刺激することで、痛みを緩和します。
ペインクリニックでは、痛みの原因に応じて、適切な治療法を選択し、患者に最適な治療を提供することが求められます。治療の目的は、患者の生活の質を向上させ、痛みによるストレスを軽減し、社会復帰や日常生活への参加を促進することにあります。
これは、発熱や、呼吸困難などの症状を持つ患者さんが、専用の咳窓口で診察を受け、必要に応じて検査や治療を行うための施設です。
外来性発熱は、新型コロナウイルス感染症が拡大した際に、病院内での感染拡大を防ぐためにも重要な役割を担っています。必要に応じてPCR検査やCT検査、血液検査などを実施し、感染の早期発見・早期治療に取り組みます。
また、発熱では、外来感染症予防のために患者さん同士の接触を避け、手洗いやマスクの着用などの対策を徹底しています。
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