お知らせ
脊椎のズレ 腰部脊柱管狭窄
今回のホームページ制作に役立つコンテンツは、2月27日(金)日経新聞らいふプラスに掲載の「脊椎のズレ 」をご紹介させて頂きます。
歩くと足がしびれたり痛んだりして、ひと休みしないとつらい。そんな症状がある人は腰部脊柱管狭窄の疑いがあります。
高齢者に多い病気で、脊椎の骨がずれるなどの原因で神経が圧迫されるために起きる。痛みが軽いからと放置すると症状が進み、足がマヒしたり尿を漏らしやすくなったりする危険もあるので
注意が必要です。
加齢に伴うことが多く60歳ごろからよく発症します。
神経が障害され、症状として腰痛や下肢のしびれなど、さまざまな不具合が起こります。
※間欠跛行とは安静時にはなんともない人が、ある時間歩き続けていると、足の痛みやしびれ、脱力感が強まって、歩きにくくなったり歩けなくなり、
しばらく前かがみになって休むと、痛みやしびれが軽くなってまた歩けるようになる症状を言います。
症状が進むと、歩ける距離がだんだん短くなって、立っているだけでも辛くなることもあります。
腰痛、腰が重い、違和感、はり感がある、などに加えて、足に痛みやしびれが出ます。
しかし、検査で脊柱管の狭窄が見つかっても、しびれや痛みが出るとは限りません。
~下記のチェック項目が多い場合、腰部脊柱狭窄の疑いがあります。~
□しびれや痛みはしばらく歩くと強くなり、休むと楽になる。(間欠跛行)
□しばらくたっているだけで、太ももからふくらはぎやすねにかけてしびれたり痛くなる
□年齢が60歳以上
□両足の裏側にしびれがある
□おしりのまわりにしびれがでる
□しびれや痛みは足の両側(左右)にある
□前かがみになると、しびれや痛みは楽になる
□しびれはあるが痛みはない
□しびれや痛みで、腰を前に曲げると楽
生まれつき脊柱管が狭い、脊柱管が正常より狭く成長したものが原因
②後天性脊柱管狭窄症
すべり症により脊柱管が狭くなったもの、骨粗しょう症、椎間板ヘルニアなどによる合併狭窄、腰椎への手術などにより狭窄したもの、外症によるものなどが原因。
中高年に多いことからも、加齢に伴うことが多く60歳ごろからよく発症する。
保存療法ではまずは痛みを止めの薬で症状を緩和しながら「プロスタグランジンE1製剤」などで傷ついた神経の回復を促し、それでも改善しないときは、神経に麻酔薬を打って痛みを
和らげる神経ブロック治療を実施する。
また、薬物だけではなく、肥満や運動不足などを改める、生活習慣の改善も大切です。
■腰部脊柱管狭窄症の手術
保存治療を続けても症状が改善しなかったり重くなったりすると手術を考える必要があります。
とくに背骨を通る神経の幹の部分に当たる馬尾が圧迫される馬尾型は、しびれやマヒだけでなく排尿や排便の障害などを起こしやすく、マヒが起こる前に手術をうけることが
大切です。
※年齢が高いからと手術をためらう患者もいるが、「手術法や麻酔の進化で、心臓や肺が健康なら80代でも十分手術できる」と言われています。
ただし、骨粗しょう症の場合は、手術後に骨を固定できるよう、まずはもろくなった骨を治療する準備も必要になります。
脊柱管狭窄は、歩くのがおっくうになり、体力低下やさまざまな病気にもつながりやすい。治療で症状は軽くなるが、神経の傷が深いと完全に治らない場合もあります。
どのような治療が適切なのか、早めに相談するの事が大切になります。
歩くと足がしびれたり痛んだりして、ひと休みしないとつらい。そんな症状がある人は腰部脊柱管狭窄の疑いがあります。
高齢者に多い病気で、脊椎の骨がずれるなどの原因で神経が圧迫されるために起きる。痛みが軽いからと放置すると症状が進み、足がマヒしたり尿を漏らしやすくなったりする危険もあるので
注意が必要です。
腰部脊柱管狭窄とは
腰部脊柱管狭窄は、腰の骨がずれるなどして脊椎の中の神経の通り道である「脊柱管」が狭くなることにより神経を圧迫し、血行を阻害することにより症状が出る病気です。加齢に伴うことが多く60歳ごろからよく発症します。
神経が障害され、症状として腰痛や下肢のしびれなど、さまざまな不具合が起こります。
腰部脊柱管狭窄の症状
歩くと足にしびれが出たり腰が痛くなったりするが、ひと休みすると回復するので、休み休みになら歩ける間欠跛行が特徴です。※間欠跛行とは安静時にはなんともない人が、ある時間歩き続けていると、足の痛みやしびれ、脱力感が強まって、歩きにくくなったり歩けなくなり、
しばらく前かがみになって休むと、痛みやしびれが軽くなってまた歩けるようになる症状を言います。
症状が進むと、歩ける距離がだんだん短くなって、立っているだけでも辛くなることもあります。
腰痛、腰が重い、違和感、はり感がある、などに加えて、足に痛みやしびれが出ます。
しかし、検査で脊柱管の狭窄が見つかっても、しびれや痛みが出るとは限りません。
~下記のチェック項目が多い場合、腰部脊柱狭窄の疑いがあります。~
□しびれや痛みはしばらく歩くと強くなり、休むと楽になる。(間欠跛行)
□しばらくたっているだけで、太ももからふくらはぎやすねにかけてしびれたり痛くなる
□年齢が60歳以上
□両足の裏側にしびれがある
□おしりのまわりにしびれがでる
□しびれや痛みは足の両側(左右)にある
□前かがみになると、しびれや痛みは楽になる
□しびれはあるが痛みはない
□しびれや痛みで、腰を前に曲げると楽
腰部脊柱管狭窄の原因
①先天性脊柱管狭窄症生まれつき脊柱管が狭い、脊柱管が正常より狭く成長したものが原因
②後天性脊柱管狭窄症
すべり症により脊柱管が狭くなったもの、骨粗しょう症、椎間板ヘルニアなどによる合併狭窄、腰椎への手術などにより狭窄したもの、外症によるものなどが原因。
中高年に多いことからも、加齢に伴うことが多く60歳ごろからよく発症する。
腰部脊柱管狭窄の治療方法
■保存療法保存療法ではまずは痛みを止めの薬で症状を緩和しながら「プロスタグランジンE1製剤」などで傷ついた神経の回復を促し、それでも改善しないときは、神経に麻酔薬を打って痛みを
和らげる神経ブロック治療を実施する。
また、薬物だけではなく、肥満や運動不足などを改める、生活習慣の改善も大切です。
■腰部脊柱管狭窄症の手術
保存治療を続けても症状が改善しなかったり重くなったりすると手術を考える必要があります。
とくに背骨を通る神経の幹の部分に当たる馬尾が圧迫される馬尾型は、しびれやマヒだけでなく排尿や排便の障害などを起こしやすく、マヒが起こる前に手術をうけることが
大切です。
※年齢が高いからと手術をためらう患者もいるが、「手術法や麻酔の進化で、心臓や肺が健康なら80代でも十分手術できる」と言われています。
ただし、骨粗しょう症の場合は、手術後に骨を固定できるよう、まずはもろくなった骨を治療する準備も必要になります。
脊柱管狭窄は、歩くのがおっくうになり、体力低下やさまざまな病気にもつながりやすい。治療で症状は軽くなるが、神経の傷が深いと完全に治らない場合もあります。
どのような治療が適切なのか、早めに相談するの事が大切になります。