「動悸」症状の消化器科で診療可能な病名一覧
無石胆嚢炎
胆嚢炎の多くが胆石か細菌感染によるものなのですが、稀に胆石がなくても胆のう炎を起すことがある無石胆嚢炎というものがあります。この症状の原因としては、長期間の絶食や胆管閉塞、糖尿病、動脈硬化、膠原病...
横隔膜下膿瘍
横隔膜下膿瘍とは、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆嚢炎などが進行して臓壁に穴があき、食物や膿などの内容物が腹腔内に漏れ出し、腹膜炎が起こります。その膿が横隔膜の下に溜まった状態のことです。激しい腹痛を伴う...
チャイニーズ・レストラン・シンドローム
チャイニーズ・レストラン・シンドロームはグルタミン酸ナトリウム(MSG)を多量に摂取したことによって起生じる、頭痛、赤面紅潮、発汗などを伴う一過性の神経興奮性作用が起きる症候群です。アメリカの中華料理店...
ブルンベルグ徴候
ブルンベルグ徴候とは、第二、三、四指の指先で腹壁を垂直に押し、その後素早く離したときに痛みを感じられることを言います。この痛みを反跳痛といいます。腹腔内の炎症によって、この痛みがみられると考えられ...
肝炎
アルコールの過剰摂取や長期間の飲酒を続けると、肝臓のアルコールの処理能力を超えてしまい肝炎を引き起こします。症状が出ると猛烈な痛みが起きます。痛みが起きる前には肌が黄色くなったり口が乾くなるなどの...
体脂肪率
体脂肪率が一定の割合より上がると、肥満症と診断されます。肥満症を引き起こす原因として、一般的に言われているのは食べ過ぎによる要因です。また、油の多い食事や偏った食事ばかりでも引き起こす事です。中年...
脾腫
脾臓が腫れて大きくなった状態を、脾腫と言います。別名巨脾症とも呼ばれます。多くの良性腫瘍・一部の悪性腫瘍は~腫と呼ばれますが、これは脾臓の状態の事であり、良性腫瘍又は悪性腫瘍を意味しません。原因は...
胃肉腫
胃肉腫とは胃の粘膜下に悪性の腫瘍が発生する疾患です。胃肉腫の約2/3が悪性リンパ系胃肉腫、約1/3が胃平滑筋肉腫という種類に分類できます。また胃に生じる悪性腫瘍は、胃の中でも一番内側の粘膜部分に生じる上...
腸閉塞
腹腸閉塞は別名イレウスとも呼ばれ、何らかの原因で食物やガスなどの腸管内での移動が障害されている状態を指します。腸管の中がふさがる機械的閉塞と、腸の蠕動運動が低下する機能的閉塞(麻痺性腸閉塞)がありま...
アルコール性肝障害
アルコール性肝障害とは、大量のアルコール摂取を続けることによって肝臓の細胞が変性、壊死などを起こし、肝臓の機能が衰えた状態のことです。病気の進行としては、アルコール性脂肪肝から肝炎、肝線維症を起こ...
慢性便秘
慢性便秘とは、大腸内に便がとどまり、数日以上も便通がない症状(=便秘症)が日常的に起こるものです。慢性の便秘とは、旅行などで食事や生活環境が急に変化して起こる一過性の便秘ではないものを指します。症状は...
機能性ディスペプシア
機能性ディスペプシアとは、慢性的に胃の痛みや胃もたれなどの症状が続いているにもかかわらず、内視鏡検査などを行っても明らかな異常がみつからない病気です。このような症状は以前はストレス性胃炎や神経性胃...
アメーバ症
アメーバ症とは寄生虫である赤痢アメーバが台帳や肝臓などの臓器に感染することによって起こる原虫感染症です。アメーバ赤痢・アメーバ性大腸炎などの病型があります。赤痢アメーバ等の感染嚢子(シスト)が付着...
慢性肝炎
慢性肝炎とは長期間にわたり肝臓が炎症を起こす病気です。完治することは難しく、悪化すると肝硬変や肝がんにつながるとても怖い病気です。病気の原因としてもっとも多いのがウィルス性によるものです。とくにB型...
サルモネラ感染症
サルモネラ菌は、大きく分けるとSalmonella enterica とSalmonel la bongori の2種類ですが、種類は多く約2,500種類が分類されており、毎年新しい型のサルモネラ菌が発見されています。サルモネラ感染症は、チフ...
急性虫垂炎
一般的に「盲腸炎」と呼ばれますが、実際には虫垂が炎症する疾患です。虫垂とは大腸の入り口にある盲腸にぶら下がっている器官です。虫垂とその周辺にはリンパ組織が集まっており、腸扁桃(ちょうへんとう)と呼...
慢性活動性EBウイルス感染症
慢性活動性EBウイルス感染症は、EBウイルスがTリンパ球やNK細胞に感染、増殖した結果、臓器の細胞に広がり多様な症状をもつ完治困難な疾患です。EBウイルスとは、1964年に発見されたウイルスで未だに不明な点が多...