「不安が強い・心配しすぎる」症状の消化器科で診療可能な病名一覧
大腸憩室症
大腸憩室症とは、大腸憩室と呼ばれる大腸粘膜にできる袋状のへこみが多発した状態を指します。大腸憩室は大腸の一部が腸管内圧の上昇により嚢状に腸壁外に突出したものを指し、1㎝程度のものから開口部が2㎝を超...
腸閉塞
腹腸閉塞は別名イレウスとも呼ばれ、何らかの原因で食物やガスなどの腸管内での移動が障害されている状態を指します。腸管の中がふさがる機械的閉塞と、腸の蠕動運動が低下する機能的閉塞(麻痺性腸閉塞)がありま...
食道炎
食道炎を引き起こす主な原因は、胃酸の逆流にあります。特に女性に多くみられるのは、この胃と食道の間にある弁の力が弱いことにあると言われています。胃酸は、胃の中の物を消化する力があるため、大変強い作用...
慢性便秘
慢性便秘とは、大腸内に便がとどまり、数日以上も便通がない症状(=便秘症)が日常的に起こるものです。慢性の便秘とは、旅行などで食事や生活環境が急に変化して起こる一過性の便秘ではないものを指します。症状は...
機能性ディスペプシア
機能性ディスペプシアとは、慢性的に胃の痛みや胃もたれなどの症状が続いているにもかかわらず、内視鏡検査などを行っても明らかな異常がみつからない病気です。このような症状は以前はストレス性胃炎や神経性胃...
膵ガン
膵ガンとは膵臓から発生したがんのことをいいます。膵ガン(すい臓ガン)は、すい頭部に多く見られ、そのほとんどの場合すい管から発症する膵管癌で、全体の80~90%以上を占めています。そのため一般的に膵ガンは膵...
アメーバ症
アメーバ症とは寄生虫である赤痢アメーバが台帳や肝臓などの臓器に感染することによって起こる原虫感染症です。アメーバ赤痢・アメーバ性大腸炎などの病型があります。赤痢アメーバ等の感染嚢子(シスト)が付着...
サルモネラ感染症
サルモネラ菌は、大きく分けるとSalmonella enterica とSalmonel la bongori の2種類ですが、種類は多く約2,500種類が分類されており、毎年新しい型のサルモネラ菌が発見されています。サルモネラ感染症は、チフ...
急性虫垂炎
一般的に「盲腸炎」と呼ばれますが、実際には虫垂が炎症する疾患です。虫垂とは大腸の入り口にある盲腸にぶら下がっている器官です。虫垂とその周辺にはリンパ組織が集まっており、腸扁桃(ちょうへんとう)と呼...
胃がん
胃がんとは胃の粘膜にできる悪性の腫瘍のことです。比較的男性に多く、年齢層は50代から60代が多いといわれています。肺がんについで2位となっていますが、早期発見すれば95%は完治できるといわれています。ただ...
慢性活動性EBウイルス感染症
慢性活動性EBウイルス感染症は、EBウイルスがTリンパ球やNK細胞に感染、増殖した結果、臓器の細胞に広がり多様な症状をもつ完治困難な疾患です。EBウイルスとは、1964年に発見されたウイルスで未だに不明な点が多...