「全身がむくむ・腫れる」に関する循環器科で診療可能な病名一覧
後天性動静脈瘻
後天性動静脈瘻とは、刃創や銃創などの外傷が原因で、動脈から静脈へ直接血液が流れ込むことを指します。小さな短絡の場合、自覚症状はありませんが、短絡量が多くなると静脈瘤や腫れといった症状があらわれます...
心筋緻密化障害
心筋緻密化障害とは、拡張型心筋症の一つであり、心臓の筋肉が緻密でないために、心臓の収縮力が弱く、動悸や身体のむくみ、不整脈や心不全といった症状を引き起こします。通常、胎児の時には心臓の筋肉は緻密で...
不整脈原性右室心筋症
不整脈原性右室心筋症とは、心臓の右心の全域、もしくは一部に機能障害や形態の異常が見られます。右心筋の繊維が脂肪変性することによるものですが、心筋生検を行うことによって発見することができます。その他...
結核性関節炎
結核性関節炎とは肺にあった結核菌が血流に乗って関節部分に運ばれ、組織を破壊する病気です。関節に水が溜まるなどの症状が出ますが、それほど激しい痛みが出ることも少ないので、他の関節炎と混同されやすく、...
微小変化型ネフローゼ症候群
微小変化型ネフローゼ症候群とは突然大量のタンパク尿が出る病気です。大量のタンパクが尿に出るために低タンパク血症や高脂血症、浮腫みや体重の増加が起こったりします。症状が出ていても腎臓や糸球体の機能に...
拘束型心筋症
拘束型心筋症とは、心不全、動悸、塞栓、胸痛などをおこす心筋症のひとつです。長い間にわたる重症心不全が続くことが多く、頻度が低い珍しい疾患です。心室において、心室壁の厚さと収縮能は保たれているものの...
動静脈瘻
動静脈瘻とは、体循環系や肺循環系、心臓のある部分である冠循環系にみられるもので、毛細血管にいくべき血液がそのまま戻ってくることにより、毛細血管でのガス交換が行われず、栄養の伝達や不純物の排除ができ...
僧帽弁狭窄症
僧帽弁狭窄症とは、心臓の左房と左心室にある僧帽弁が癒着によって狭くなった状態を言います。左心房は肺静脈と直接つながっていて弁がないので、肺に血液が溜まりやすく肺の働きに支障をきたします。また左房の...
胸腺がん
胸腺とは、成長期に身体の免疫機能を担うTリンパ球という白血球を作り出すために重要な役割を果たしています。この胸腺は成長とともに退化していくのですが、完全になくなるわけではありません。成長後に退化した...
腎臓病
腎臓病というのは、腎臓の多種多様な病気の総称の事を言います。大きく分けると、腎炎や慢性腎不全などを扱う腎臓内科や小児科に分類される病気と、腎癌や腎結石などの泌尿器科での治療が必要となる病気に分けら...
浮腫
浮腫は、血液中の血しょうが細胞間に染み出し、主に足などに溜まった状態のことを指します。特徴としては肥満と違い、触るとへこみが出来ます。運動不足や不規則な生活習慣などでも起こりますので、これ自体は深...
甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症とは、その名の通り身体の代謝を亢進する甲状腺ホルモンの分泌がされなくなる病気です。その中にはいくつかの病名に別れ、原因もさまざまです。先天性のクレチン病では小人症となり、粘液水腫で...