捻挫はどんな病気?

捻挫とは、スポーツをしている最中や階段の上り下りをしている最中に起こる怪我のことを言います。激しいスポーツなどをする際などに起こりやすく、準備運動をしっかりと行ったとしても、起こりえる怪我です。例えば、足首に起こると、歩くのが困難となります。歩くたびにヅキヅキと痛むでしょう。しかし、治療すれば簡単に治ります。早めに病院に行きましょう。

捻挫の主な症状は?

捻挫の症状は主に3つあります。まず1つ目に痛みです。原因となった向きに捻る等の行為をした時や、損傷した靭帯部位に刺激を与えた時に痛みが走ります。2つ目に腫れです。きちんとした治療を受けると腫れはひいていきますが、治療法が不適切だった場合には腫れが慢性化してしまいます。そして最後に内出血です。状態がひどい場合は、内出血が起こってしまいます。内出血をしている場合にはきちんと固定をしなくてはなりません。

捻挫の主な原因は?

主な捻挫の原因は不自然に関節を曲げてしまったことで、骨と骨をつなぐ役割をする靭帯や軟骨を傷つけてしまったことで発症します。体のどの部分の関節でも起こる可能性があり、一般的に足首や手首に多く起こり、突き指もその一種です。運動中のアクシデントや関節の一部に極度の負荷がかかった時に起こりやすく、また高齢者が転倒してしまった場合などでも発症します。

捻挫の主な検査と診断方法は?

捻挫を確かめる検査方法にはどのようなものがあるのでしょうか。これが起こった場合には必ず行われると決まっているものがあります。それはX線検査です。X線検査によって、骨折をしてしまっているか、関節がずれてしまっているかなどの確認ができるためです。ただし、靭帯を検査したい場合には、これは有効ではないので、MRI検査を行う必要があります。

捻挫の主な治療方法は?

足首を捻挫した際の治療法としては、まず自分で行う応急処置をすることが大事です。まず、氷や氷のうなどで患部を15分から30分ほど途中休憩をはさんで冷やす事が重要です。そのあとに、包帯などで患部を圧迫します。なるべく患部を心臓より高くあげ余分な体液を流すことをします。その後、医療機関で適切な処置を行ってもらいます。患部をすぐに冷却することで治りに差が出てきます。

捻挫の初診に適した診療科目