巻き爪はどんな病気?

巻き爪は足の親指に発生する事が多く、女性の場合はつま先が狭い靴やハイヒールを履いていると爪が丸くなっていき、最終的には爪が皮膚に食い込む形となって激しい痛みを伴います。症状が進行してしまった場合は外科手術(数十分で終わります)をすると完治するので、痛みがある場合はすぐに病院に行って診察してもらいましょう。日常生活では、なるべく幅広い靴を履くようにして未然に防ぐ事も大切です。

巻き爪の主な症状は?

巻き爪の症状はほとんどの場合、足の親指に生じます。初期段階では、ツメの周りの皮膚が炎症を起こすため、赤くなり痛みも生じます。さらに進行すると、皮膚にツメの圧力がかかりさらに炎症が激しくなり、しこりのように腫れて、肉芽腫になってしまいます。重症になると指先が化膿してしまいます。この状態になると、かなりの激痛になってしまいます

巻き爪の主な原因は?

巻き爪の原因の多くは、ツメの切り方にあります。ついつい深爪をしてしまいがちですが、その深爪にトラブルを引き起こす要因があります。ツメの角をカットしたり、切りすぎてしまうと、指の肉が盛り上がり、伸びてきたツメに肉がぶつかり、ツメに圧力がかかるため変形してしまいます。また先のとがった靴やヒールの高い靴を履く、つま先に圧力のかかるスポーツをされる方も注意が必要です。

巻き爪の主な検査と診断方法は?

巻き爪は、誰にでも起こり得る事です。検査方法は、爪が肉に食い込み、圧迫によって痛みが出てきます。皮膚を刺すようになると、指の回りが腫れたり、菌が入ると赤く腫れます。肉に食い込んだ部分を切れば痛さはへりますが、それが症状を悪化させるのです。酷くなると、歩く事も困難になるのです。似たような病気もあるので、気をつけなければいけません。

巻き爪の主な治療方法は?

巻き爪の治療法は症状の重度により複数あります。以前は重度であれば爪自体を抜いてしまう、爪の一部と皮膚の下に隠れている爪を作る元の箇所(爪母)を切除する手術が主流でしたが、爪母部分を薬品で破壊する治療や、最近では爪の形をワイヤーやバネ、プレートをなど使い、皮膚に食い込んでいた爪を平たい状態に整え「巻かない爪」を作る「矯正」治療が増えてきました。

巻き爪の初診に適した診療科目